2012年11月20日

ニュートリノ施設で火災

ブログを更新しようとして、調べ物をしていたら、
迷路にはまって、同じところをグールグル。
足場固めて進むの苦手だな。
賢い方々は、補整まで上手にされますが。。。

とりあえず、気になったnewsがあったのでメモ更新。





岐阜、ニュートリノ施設で火災 地下坑道で煙
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012112001001465.html

20日午前11時50分ごろ、岐阜県飛騨市にある東北大のニュートリノ科学研究センター(カムランド)で火災が発生したと119番があった。岐阜県警によると、地下坑道の入り口から約2キロの場所で煙が出たという。発生当時、カムランド内には数人がいたが、いずれも無事を確認。煙を吸うなどしているため、一部を救急搬送した。同日午後1時35分ごろ鎮火した。
 東北大によると、地下千メートルにあるカムランドの実験施設の入り口で「煙が出たらしい」「高圧電線から火花が出た」などの情報があった。警報が鳴り、近くの東大の地下実験室から通報したという。東大のメンバーは全員退避した。2012/11/20 14:08 【共同通信】



ここは、カドミウム イタイタイ病でお馴染みの神岡鉱山の中です。

神岡鉱山 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%B2%A1%E9%89%B1%E5%B1%B1
奈良時代養老年間(720年ごろ)に採掘が始まり、明治7年(1874年)に三井組が経営権を取得、近代化により国内初のトラックレス・マイニング法を取り入れるなど、大規模採掘を続けていた。


カムランドとは?:設置場所とカムランドエリア
http://www.awa.tohoku.ac.jp/kamland/?p=95
ニュートリノは物質と反応しにくいため検出には大量の物質を必要とします。「カムランド」は世界最大(1000トン)の液体シンチレーターを用いたニュートリノ検出器です。
その名前( KamLAND ) は Kamioka Liquid Scintillator Anti-Neutrino Detector 、すなわち「神岡液体シンチレーター反ニュートリノ検出器」のことで、設置場所は岐阜県飛騨市神岡町にある神岡鉱山の地下実験室です。

KamLAND-Zen神岡鉱山地下実験室からのレポ vol.2
http://www.awa.tohoku.ac.jp/kamland/?p=1033
神岡鉱山地下実験室では現在他の作業と並行して、二重ベータ崩壊実験で用いられるキセノン136含有シンチレータの原料となるオイル(デカン)の純化作業をしています。

現在行っているのは第1段階の純化作業です。ここでは、まずオイルを超純水の中に通して、238ウラン、232トリウム、40カリウムといった放射性金属元素を水に取り込ませて除去します。その後オイルの中に高純度窒素ガスを通してラドンや酸素、水を除去しています。

この作業に引き続いて、第2段階の純化として蒸留作業が行われます。





燃えないウランを使っている研究施設が火災ですか。そーですか。


この岐阜県の山岳地帯の南には、日本で最大のウラン採掘量を誇った東濃鉱山がありますね。(大分南だけどねw)

今は、瑞浪超深地層研究所があります。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/miu/mium.html

ちなみに、


東濃鉱山周辺の地下水はどこに流れるか?
http://datsugen-aichi-nagoya.net/?page_id=1273

核燃によるコンピュータ解析東濃ウラン鉱山東濃ウラン鉱山周辺の地下水は尾根によって木曽川と土岐川(庄内川)に向かう流れがある、と言っている。

土岐川→庄内側→藤前干潟→伊勢湾



採掘作業の排水は、伊勢湾に。
四日市コンビナートに届くのかしら?



posted by デスペラード at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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