2012年09月13日

音楽でも聴こう。。。

ふぬ。
財布を落とした。

気分転換。
前にミクソで書いた奴を。




Viva La Vida
<和訳>
かつて私は 世界を支配した
私の言葉ひとつで 海は割れた
今は朝起きても一人
昔自分のものだった道を掃く

かつて私は 賽を転がし戦った
敵の目に恐怖がよぎる 手ごたえ
耳朶を打つ 群集のどよめく歌
「王は死んだ! 王様万歳!」

鍵を手にしたその瞬間
四方を壁に閉ざされた
ふと気付けば私の城が建っていたのは
塩の柱 砂の柱の上

エルサレムの鐘の音が聞こえる
ローマの聖歌隊が歌う
私の鏡、剣、盾になれ
異郷の地に赴く使徒になれ

何故だろう 理由は分からないけど
そこに着いた途端
正直な言葉はひとつも出てこなかった
それは世界を支配していた頃の自分

それは邪な暴風だった
ドアをなぎ倒し 私を中に招く
砕け散る窓 轟く太鼓の音
変わり果てた私に 人々は目を疑った

革命家が 待ちわびるのは
銀盆に載る私の首
糸1本の操り人形に過ぎない自分
ああ 誰が王などなりたい?

エルサレムの鐘の音が聞こえる
ローマの聖歌隊が歌う
私の鏡、剣、盾になれ
異郷の地に赴く 使徒になれ

何故だろう 理由は分からないけど
聖ペテロはきっと私の名を呼ばない
正直な言葉はひとつも出てこなかった
でもそれは世界を支配していた頃の自分





CDのジャケは、ウジェーヌ・ドラクロワ『民衆を導く自由の女神』

モーゼの十戒から始まり、王政撤廃・人権宣言、ローマ、エルサレム、福音書、キリスト教満載です。


「私の鏡、剣、盾になれ」

鏡は神の映し鏡イエス・キリストの生き方を見習え
剣は神の御言葉
盾は信仰を意味する。

「異郷の地に赴く 使徒になれ」

異民族を異教徒を破壊。
十字軍の遠征。


「聖ペテロは名前を呼ばない」

ペテロは天国への鍵を持っているとされる。
つまり、天国へは行けない。


「それは世界を支配していた頃の自分」
「革命家が 待ちわびるのは 銀盆に載る 私の首」

盛者は必衰。

この歌を聴くと、ふっと「平家物語」を思い出す。


祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ

祇園精舎の鐘の音には
永遠に続くものは何もないと言っているような響きがある
まんじゅしゃげの花の色は
栄えたものは必ず滅びるという法則を表している。
権力を持ったものも長くその権力を持ち続けることはできない。
それは春の夜の夢のようだ。
強い力を振るったものも結局は滅びる。
それは風の前にあるちりと同じである。



一神教の専制君主の崩壊、そして女神が旗を掲げる。

この時、人気絶頂だったコールドプレイ。
「おごれる人も久しからず」
すべてを脱ぎ捨てる。
この歌のテーマは「喪失」

そして、新たなる挑戦、女神が旗を掲げる。
「再構築」だ。


9.11以降のイラク戦争には、一貫して反対を唱えていたボーカルのクリス。
そういった見方もできる。

まぁ、幅広くニュアンス的な感じですかね。

ついでに「リストラ」って言葉があるが、
皆、クビ切りを連想すると思うんだけど。
本来の意味は、Restructuring の略語で、「再構築」。

今のところ、資源がない日本ですが(あるにはあるんだが、クソが邪魔するw)
人がいる。
生産をできる人こそが有益な資源です。
人しか資源の無い国で、コストカットと称して、
一番コストが掛かるからと称して、
人件費を削る。
人を削る。
資源を削る。

アホですね。


まぁ、話が逸れましたが、
コールドプレイはそんなに聴かないんですけど、
この歌は耳に残ったんですよね。
まぁ、好きなんですw





posted by デスペラード at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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